当科で行っている臨床研究について
★当科で施行している臨床研究についての情報です。
・患者さんを対象に研究を行う場合には、事前に十分にご説明し、同意をいただくこととしていますが、中には患者さんに直接説明・同意をいただく必要のない研究もあり、その場合は情報公開をすることとしています。例えば、検査の際に採取した皮膚等の残余検体や、過去の診療記録を遡って調べるような研究が該当します。 研究への参加を撤回される場合や、ご質問等ございましたら、それぞれの研究課題の問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。 （大学病院代表）
課題名：ヒト表皮微細構造の3次元電子顕微鏡解析（18134）
対象疾患・対象となる方： 当科で1992年1月から2018年7月までに皮膚切除術を受けられた方
課題名：表皮水疱症の全国疫学調査
対象疾患・対象となる方：2019年1月1日から12月31日までに当科を受診した表皮水疱症の方
課題名：皮膚筋炎の皮疹とケブネル現症およびⅠ型インターフェロンの関連性についての病理学的解析（22074）
対象疾患・対象となる方：2012年1月から2022年7月までに当科 で皮膚生検により皮膚筋炎の診断となった方
課題名：メルケル細胞癌の予後因子についての臨床学的、組織学的検証（21095）
対象疾患・対象となる方： 1990年1月から2021年7月までに当科および関連施設で皮膚生検または切除によりメルケル細胞癌の診断となった方
課題名：新型コロナウイルスワクチントジナメラン（コミナティ）初回接種時皮疹を生じ た旭川医大医療従事者に対するプリックテストの試み(21085）
対象疾患・対象となる方：2021年3-4月に行われた旭川医大医療従事者を対象としたコミナティ接種事業において、1回目接種後副反応で当院外来を受診した方
課題名：アトピー性皮膚炎における医師患者間の病勢評価の乖離に関する探究
対象疾患・対象となる方： 16歳以上未成年未満の患者様の親権者となる方
2021年3-4月に行われた旭川医大医療従事者を対象としたコミナティ接種事業において、1回目接種後副反応で当院外来を受診
課題名：旭川医科大学皮膚科における、ボーエン病あるいは有棘細胞癌を合併した脂漏性角化症症例の特徴について
対象疾患・対象となる方： 1977年1月-2023年10月までに、旭川医科大学皮膚科で脂漏性角化症とボーエン病、あるいは有棘細胞癌の合併と診断された方
課題名：旭川医科大学皮膚科における尋常性乾癬・膿疱性乾癬・乾癬性紅皮症・乾癬性関節炎に対する生物学的製剤投与期間延長症例の特徴の検証
対象疾患・対象となる方： 2022年1月現在旭川医科大学皮膚科で尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、乾癬性関節炎に対する生物学的製剤治療を継続している方
課題名：尋常性乾癬・膿疱性乾癬・乾癬性紅皮症・乾癬性関節炎におけるバイオマーカーの検証
対象疾患・対象となる方： 当院皮膚科に通院（または入院）中の患者さんで、尋常性乾癬・膿疱性乾癬・乾癬性紅皮症・乾癬性関節炎のうち通常診療において血液検査を予定している方
課題名：エラプティブプルリーティックパピュラーポロケラトーシス（Eruptive pruritic papular porokeratosis : EPPP) の掻痒メカニズム解析
対象疾患・対象となる方： 2010年4月1日～2024年7月31日に当科で病理組織学的に播種型汗孔角化症と診断された方
課題名：An exploratory study to identify the factors related to recurrence of Generalized Pustular Psoriasis (GPP) flare in adult patients with GPP in Japan（「日本人成人膿疱性乾癬（汎発型）患者におけるフレア再発の関連因子を検討する探索研究」）
対象疾患・対象となる方： 過去に実施された後ろ向き観察研究である「日本における膿疱性乾癬（汎発型）患者の治療及びフレア頻度に関する調査ならびに遺伝子変異を探索するヒトゲノム・遺伝子解析研究」に参加された患者さん（旭川医大皮膚科に通院中の反発性膿疱性乾癬の患者さんの一部）